THE BMS OF FIGHTERS とは

BOF2009はチームを組み、作品3つを提出して競うイベントです。

基本的に一人(もしくは一ユニット)1曲を推奨としますが、一人で3曲だそうが、二人でタッグを組んで3曲出そうが、48人が集まって3曲だそうが、100人ぐらいで合唱しようが、何したって構いません。


SPECIAL CONTENTS

BOF2009ウェブアルバム制作委員会によるWebコンピレーションアルバム「Groundbreaking -BOF2009 COMPILATION ALBUM-」が公開されました。
BOF2009参加者が手がけた様々な曲がアルバム音源として公開されています。

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BATTLE THE END


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登録期間:2009/09/18 0:00〜2009/09/26 23:59
評価期間:2009/09/27 0:00〜2009/10/25 23:59

RESULT

ポイント部門 No. 中央値部門
チーム名 Pt. Impr. チーム名 Med. Avr.
Black Jacks 403581 439 1 7.31 dancer 970 939.8
7.31 dancer 297003 316 2 MADCATz 970 928.7
ALR 240657 256 (125) 3 ALR 966 940.0
MADCATz 236820 255 4 Black Jacks 960 919.3
Zeph Label + STR 217153 236 5 きっとリア充 950 922.8
詳細の結果はこちら

 

スコア部門では「Black Jacks」チーム、中央値部門では「7.31 dancer」チームが優勝しました!おめでとうございます! 今年の開催で5回目となるBOFは、古くに活動していたBMS作家の復活や、有名どころのBMS作者が多数参加。 そして参加チーム数やインプレッション数が過去最多と、今年は過去最高の盛り上がりとなりました。

ボスチームという構想は前々からあったのですが、まさか一般参加でボスチームが成り立つとは思ってもよりませんでした。 さて、この手のイベントがある度に議論の一つとして取り上げられるのが「ネームバリュー」。 いわゆる有名であればあるほどポイントが多く入り、無名の人とあまりにもポイント差が激しくなるのはイベントとしてどうなのか? という話を毎回耳にしますが。長年に渡ってイベントを運営してきた身としては「ネームバリューも実力のうち」と考えております。 イベントで上位に組み込んでいる作者ほど、イベントに限らず様々な方面で曲を公開している方が結構多く見受けられます。 曲数を積み重ね、技術力を上げ、多方面にアピールをすることにより、それが結果としてネームバリューになります。
いわゆる、努力を積み重ねた結果ではないでしょうか。

なお、ポイント差で勝てないと文句を言ってる人は、「何のための中央値部門だ」と返しておきます。 無名でも良い曲は、平均値で反映されていますよ。

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今年のテーマは「revolutionary battles」…つまり革命を意味しておりました。 「革命」の要約としてはルールの大幅な変更、しかもどれも実験的な要素を含んでおりました。 その中でもインプレッションの点数を100点から1000点に変更するという試みは、いろんな意味で実験的だったと思います。 あと、2006年まで採用していた一斉公開とP2P配布の復活。 これはどちらもイベントを盛り上げるために必要な要素だと改めて実感しました。 実のところ、BOFは毎年ルールを微妙に変えていたりするのですが、今年のイベントではその中でも大胆なルール変更になったと思います。

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昨年でも触れた通りBMSフォーマットの進化に伴う作品の変化は留まるどころか、さらに進化しており、 BMS拡張定義を利用した新しい表現方法が、今大会では多く見受けられました。 ogg・ムービーの作品も増えたのもありますが、本家が新しい用途として搭載されたのもあってか、 LNの作品が昨年より多く増えております。LNも表現の一つとして、これから新しい表現がみられるかもしれません。

bmsフォーマットの面でも今年のテーマの文字通り「革命」が起こったのですが、正直なところ、これは予想外でした。

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ルールには穴があり、その穴を突いてくるというのはよくある事で、 昨年のBOF2008では「イベント用に作られた新曲である」と明記してなかったためか、
新曲ではない曲を登録された事があります。これはルールには明記していない
以上、 イベント側からは反論することができないいわば「ルールの穴」となります。 今年もそんなルールの穴を見つけて登録してきた作品がありました、 作品はあえて挙げませんが、あんな芸術的な作品はBOFというイベントでは初の試みだったと思います。

逆に、本来ならルール違反である作品が幾つかあったのですが、今回はすべて見逃しました。 どのような作品がどのようなルール違反を犯していたかはあえて触れません。 これは作品を作った人自身が気づくべきモラルの問題だと思います。 ヒントを挙げるとすれば「大人数に試食させて評価を決める料理大会で、既に完成してある料理にこっそりと調味料を入れるようなもの」です。 味が変われば当然評価も変わります。このような行為が公平であるかどうかはご自身でお考えください。

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毎度の事ながら作者が気にくわないのか、私怨目的のインプレッションが幾つか投稿されてました。 いくつかは削除させていただきましたが、正直なところこういうインプレしかつかない「0点」インプレは廃止してもいいような気がします。

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今年もイベント的には成功…といいたいところですが、一斉公開時にサーバーが落ちたり、 システムにいろいろと不備がありご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。 これらを反省点として踏まえ、来年に生かせればと。

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今だからこそいえますが、BOFというイベントは複数人で運営されていると思われがちですが、 実のところ、イベントを運営しているのは主催一人とお手伝い一人の合計二人で運営してました。 BOF2004から手伝ってくれた人は何人かいましたが基本的に一人で運営を行っています。 逆に言えば、「その気になれば一人でも大規模なイベントはできる」という事です。 割と他力本願色が強いこの界隈ですが、いつまでも人に頼らず自分で動くのも、 今後界隈を盛り上げるために必要な要素だと思います。

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BMSはあくまで音楽・映像・譜面が揃ってはじめて一つの作品として成り立ちます。 どれかがずば抜けて良くても、他の部分が良くなければ、それは良い作品として評価されません。

得点が低い・インプレッションが貰えないからと言って落胆はせず、 次の作品や他のイベントで参加する際に生かせばいいのではないかと思います。

今回あまりいい評価を貰えなかった方は、良い評価を得られるように努力をすれば、 来年ぐらいになればきっと良い作品ができあがるのではないでしょうか。 そんな磨きをかけた作品を、来年の開催されるであろうBOFでお待ちしております。

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あと、このイベントは得点が全てではないと個人的に思います。 人それぞれのとらえ方、考え方があり、得点を重点的に主張する人もいれば 得点などを気にせず、お祭り気分で盛り上げている人もいます。 このイベントをどう解釈するかは人それぞれではないでしょうか。

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そんなところで、また来年。

お知らせ

登録作品のパッケージをP2P配信で行っております。

現在、BOF2009に登録されました全作品(一部除く)を一つのアーカイブにまとめたパッケージファイルをP2Pネットワーク経由で配布しております。
別途、P2Pソフトウェア「BitTorrent」の導入が必要です。導入方法はBittorrentについて - Ceena::BitTorrentTracker::をご覧ください。

torrentファイル及びパッケージの詳細についてはこちらからどうぞ。

今回のトラッカーサイトはBOF2006でお世話になりましたCeena::BitTorrentTracker:: - BitTorrent Resource Archiveを利用させていただきました。

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履歴

2009年09月26日
インプレッション開始
2009年09月18日
登録受付開始
2009年08月29日
チーム登録受け付け終了
2009年06月28日
チーム登録受け付け開始
2009年06月21日
開催日決定・ルール公開
2009年04月02日
公式サイトオープン